資格取った方がいいか聞いてる時点でその資格を取る気がない
「(就活に備えて)簿記の資格取った方がいいかなぁ」
こういう相談をよく受けるのですが、はっきり言ってそんなこと聞いてる人は間違いなくその資格はとれません。
一般的に就活に役に立つと言われる資格はどれもある程度の勉強量を求められます。
それはそこそこ勉強した人でも落ちるほどです。
つまり、勉強し始めてようやくスタート地点に立ったかどうかってところなんですね。
そのスタート地点に立つことすらしない人って資格に対する熱意が足りてないんですよね。はっきり言ってそんな心持で相談してくる時点で相手に対して失礼なんです。
そもそもその資格取って何かしたい、というビジョンはあるのか
資格勉強っててとても孤独です。正直やらなくてもいいならやめたいです。
これってほとんどの人が同じ考えだと思うんですね。
とすると、やらなきゃいけない理由が必要なわけです。
特定の業務をやりたいからその資格をとりたいっていうのはわかるんですよ。
でも簿記とか英語の各種検定ってそれがないとできない業務ってありますか?
私はないと思います。
これらの資格って就活の時に役に立つ、と言われているから取ろうとしている人多いんですよね。
大学一二年生ってまだ就活に対して実感湧かないじゃないですか。その状態で就活のときに役に立つって理由はすごく弱いんですね。
その資格は取れても役に立たない
その資格を活かそうと思ったら面接のときに根拠を示さなければならないわけです。
しかし、就職のためにとったという理由ではそれも説明できないですよね。
だったら、その資格取らなくていいと思います。
中には自分の教養として取ろうとお考えの方もいらっしゃると思います。
そういう方々はぜひ取っていただいたらいいと思います。
しかし、就職の武器に、と思って取ろうと思っている方がいるとしたらその期待は裏切られる可能性が高いのでやめた方がいいです。
一般的なレベルを突き抜けたら別ですよ?でも就活生の多くが持っている資格を持っていても差別化になりません。
大学生活は短い
大学生活って4年(院に進む方でしたら6年)しかないわけですよ。この時間って小学生時代以下なんですよ。
でもやれることは小学生時代の倍以上あるんですよね。時間が足りてません。
サークルやバイト。友達の家で夜更かしするってのも楽しいですよね。
大学生は単位さえしっかりとって4年間で卒業すればあとは自由にすればいいと思います。「人生の夏休み」なのですから。